障害者就労支援の新資格 創設へ向け具体案(厚労省)

障害福祉

厚生労働省は、障害者就労支援の中級レベル資格「障害者就労支援士検定」(仮称)創設に向けた具体案を発表しました。試験は学科形式で、実務経験3年以上または職場適応援助者(ジョブコーチ)養成研修修了者が対象です。2025年度以降、試験基準の検討やモデル問題の作成が行われ、将来的な国家資格化も視野に入れています。

この資格は、障害者就労支援人材の認知向上や人材確保、処遇改善を目的とし、研修体系の整備により支援体制を強化する狙いがあります。また、障害者雇用・福祉に関わる人向けの「基礎的研修」の創設も進められ、将来的に支援員への受講必須化も検討されています。

2024年11月5日 福祉新聞